生活保護受給者は果たして幸せなのか

ナマポ・・・生活保護というものに対して皆さんは
どういったイメージを持っているだろうか?

あくまでも俺が感じ取った肌感だが
同じく働いていない、無職やニートと比べると
なんだか公言しづらくて、なんだかもっとイメージが悪い
なぜだろうか?
やはり働かずに金を
受け取っているというのが悪いのだろうか
有名人の不正受給のニュースなんかで
悪いイメージに拍車をかけているかもしれない
ナマポという蔑称も、そういった世間の
厳しい目を裏付けているように感じる

実際受け取っている身である自分としては
毎月十数万円の金額に少ないと文句を言うつもりはいっさいない
だが、パソコンや冷蔵庫など
各種電化製品が壊れた時のことなどを考えると
とても無駄遣いをする気にはなれず
食費は抑え、昼も夜も最低限で常に腹が減っている
あんなに大好きだったお菓子も買わなくなった
外食だってほとんど行かなくなったし
外食するだけでなんだか罪悪感に苛まれる
ゲームを買うのも躊躇するし
服も買えずにボロボロになりつつある
Amazonで3000円程度の買い物に本気で二週間は悩む
旅行なんて問題外で、東京の片隅で身動きも取れない

自分なりに節約したところで貰えている額が額なので
通帳の数字なんて当然増えやしない
当然だ。最低限度の生活の維持のための
お金しか渡されていないのだから

ただの不幸自慢にしか見えないかもしれないが
とにかく困窮しているということを伝えたかった

国に感謝はしているし
毎日世の中の働いている人に申し訳ないという
気持ちでいっぱいだ
財布も貧しいし、心だって貧しい

朝から仕事をしているゴミ収集員を窓から見て
申し訳ない気持ちになるし
夜中の12時に歌いながら帰路に着く
サラリーマンを窓から見て
申し訳ない気持ちになる

月曜日を嘆く人間に申し訳ない気持ちになって
金曜日の夜、土、日になるとなんだか安堵するのは
無職やニート、ナマポだったら
共感してくれる人間は一人くらいは
いるのではないだろうか?

兎に角、ただ働かずに楽して生きていると
思わないでほしいということを伝えたかったのだ

当然、これは俺の場合の話だ
世の中にはナマポだということを
隠しもせずに人と交流して
結婚している人間だっているし
一日中大好きなゲームをしている幸せな人間だっている

基本的になんにも興味を持てない
無趣味の自分にとっては
やることがなさすぎて
暇という地獄の拷問を受け続けている
というだけの話だ

働いている人間が苦しいのは勿論わかっている
けど、働いていない人間だって
別ベクトルで色々と苦しんでいるということだけは
分かってほしいというお話でした